旧共同租界を歩くー四川北路

👇のつづき。


多伦路を抜けて四川北路を北上。

その途中で優秀歴史建築が残っていたり、取り壊された後に新しいビルが建っていたりで

いろいろと連想しながら歩くのもまた楽しかったです。



👇こちらには1917-29年まで内山完三氏が開いた内山書店があったのですが、この辺り一帯

は90年代半ばに再開発され路地全体が消滅。

いまは荣欣大厦というビルが建てられています。

内山完三氏と魯迅氏はこちらで交流を深めていったそうです。



👇おそらくこの辺りに1917年当時建てられていた日本尋常高等小学校があったはず。

通りからは見えにくくなっているのですが、校舎は現存しているらしいです。


👇優秀歴史建築指定のデクスウェルアパート。1929年建造の鉄筋コンクリート6階建て。

スチーム暖房、ガス設備、暖炉などを備えた英国式高級アパート。



👇購買組合だった場所。当時日本人の経営した購買組合の第一店。

1930年10月魯迅氏と内山完三氏がここの二階に会場を借りて「世界版画展覧会」を開いた。



👇四川北路×甜爱路にある内山書店旧址。1929年に上述の場所から移転。

1945年10月書店は接収され、1947年12月内山ご夫妻は日本に引き上げました。

現在は、中国工商銀行になっています。



👇そして、甜爱路を北上して魯迅公園西口に到着。

こちらから魯迅公園へ入り、魯迅紀念館へ。



紀念館内のことについては、つづく。



Life is a comedy in long-shot.

放浪の旅に出て十数年。 いまものんびり旅を継続中。

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