6月10日(金)
雨予報だったこの日、肌寒かったけど朝から晴天だった。
朝食はパオ併設の食堂で。
端午節にちなんだ粽子や中国の朝食の定番であるお粥などをいただいた。
懐かしいわ…この感じ。
食後は、中国三大砂漠の一つ「库布奇沙漠」へ向かうため、早々にチェックアウト。
シラムレン草原から库布奇沙漠まで車で3時間の道のり。
こういうとき改めて思うことは、中国は本当に広大だわー!ということ。
内モンゴル自治区の面積は、日本の約3倍。
ちょっとお隣の市まで行きたいなと思っても、日本の常識とはまったく異なる。
これも中国の魅力のひとつだろうと思う。
道中、包头を流れる黄河を発見!
黄河大橋から眺める景色に圧巻されながら、胸がジーンとした。
水は汚いけど、どこまでも続くこの河に、やっぱりロマンを感じる。
あっという間の3時間ドライブが終了し、库布奇沙漠に到着した。
観光地化しているため、入場ゲートもご立派。
まずは、園内に併設されているレストランで腹ごしらえ。
👇写真では人が写っていないけど、数分後には満員になり中国感満載な空間になった。
そして、库布奇沙漠へ。
私はここでも砂漠の広大さに圧倒された。
砂漠化が進む内モンゴルの環境は深刻そのものだけど、本当の砂漠を自分の目で見たのは
初めてだったので、圧倒されっぱなしだった。
砂漠と言えばラクダ。
性格的に乗らないわけにはいかず、180元払ってラクダに乗ってみた。
前日の乗馬で神経を使ったこともあり、最初は恐る恐るだったけど、この日のラクダは
ゆったりとした気持ちで乗れた。
砂漠でもやっぱり太極拳。
👇これ以外の形での撮影を試みたけど様にならず、こればっかり。
もはや誰だかまったくわからないこの格好。。
写真の靴と足のカバーは園からの貸し出しで、これがないと靴に砂が入って歩くどころでは
なかったと思う。あと、耳と鼻と口を覆う物は絶対に必要。風が吹いていなくても細かい砂
が終始舞っているため、とにかく耳鼻口に入り込む。この覆う物は何でもいいと思うけど、
私は園内の売店で15元で購入した。
カメラの使用も要注意。私はカメラの使用は諦めて砂漠ではスマホのカメラ機能のみ使用。
暑かったけど、滅多に砂漠を歩く機会なんてないだろうと思い、時間をかけて砂の上を
歩き、砂漠を堪能した。砂色のトカゲを見つけ、その生命力にも感動したり。
そして、また約3時間車を走らせ、フフホトへ戻った。
晩ご飯は火鍋。
美味しすぎて食べ過ぎるパターン。
胃下垂のお腹が驚くほど膨張し、立つのも座るのもしんどいほど食べた。
二日目の夜はフフホト市内のホテルに宿泊した。
砂漠で体力を消耗し、かなり疲れていたため早々に就寝。
旅の早寝早起きは年齢とともに大切だなと身に沁みてわかるようになってきた。。
つづく。
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