旧共同租界を歩くー中山東一路編②(中国銀行总行/中国銀行上海分行)

前記事のつづき。

滇池路を挟んで東隣に建っているのが、中国銀行上海分行。

こちらも優秀歴史建築のひとつ。

清朝政府の創設した戸部銀行の後身、1928年の中央銀行開設の後は南京政府の外国為替

専門銀行となる。旧ドイツクラブの跡地に1937年竣工。鉄骨造17階建て。

屋根や細部の装飾に中国調を取り入れたアール・デコスタイルの摩天楼。

(「上海歴史ガイドブック」参照)

ずどーーんと建つ中国銀行は、歴史を物語るのにじゅうぶんすぎるほど存在感があると

思う。

つづく。

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