2005年12月 江蘇省常州市で。

備忘録。

2005年宿舎前の道路が長期間かけて大工事されていた。

住んでいたのが二階だったため、大量の砂埃が舞って大迷惑だった。

とっくに工事も終わっていると思うけど、どれくらい開発が進んでいるのだろう。

また行ってみたい気もする。

私が住んでいた頃の常州市には、日本人駐在員は300名程度いた。

日本料理屋さんも2,3軒あったかどうか。一番高級な日本食屋さんは、シャングリラホテル

系列のホテル(名前を忘れた)に入っている「西村」だった。

そこには2回行ったことがあるけど、当時の私のお給料から考えるとそれこそ

「清水の舞台から飛び降りる」気持ちだった。2回のうち1回は、常州市にある大手の

日系企業B社の董事長に連れて行ってもらった。その時食べた金目鯛の煮つけが美味しすぎ

て忘れられない。お金のない私に同情してくれ、しっかりご馳走してくださった紳士な

董事長。遠慮なくしっかり飲んで食べた私は恥知らず。その後もちょくちょくいろんな

場面でその董事長にはお世話になり、今でも頭が上がらない。

常州市内も2016年の今ではいろんなお店やデパートができていて駐在員やその家族の方たち

も少しは住みやすくなったのではないかと思う。10年前の常州は私にとってそれまでの村

とは比べ物にならないぐらい既に都会だった。

それまで住んでいた中国の村にはなかったデパート、スタバ、ハーゲンダッツに胸が躍った

ことは言うまでもないけど、それらの写真を撮っていたことでそのときの感動具合が今の

私にも伝わる。。

👇あの頃一番賑やかだったショッピングモールの南大街!そこの入口にスタバがあった。

あの頃はまだ北京や上海以外ではスタバは高級品扱いだったし、そもそも珈琲を飲む文化が

そんなに浸透していたなかったので、いつ行ってもガラガラだった。だから当時の私は

南大街のスタバがなくなってしまわないか心配していた。

あらためて見ると、どう見ても田舎の町という感じだけど、当時の私には

「スタバ!!」「ハーゲンダッツ!!」「SK-Ⅱのポスターがあるっ!!」と絶叫したく

なるぐらいの感動だった。

さらにオメガがcoming soonだなんて、常州すごーーーい!という具合だった。オメガは

今でも気軽に買えないけど、そういうお店があるというだけで「はぁ、都会に出てきたん

だなぁ」と思えた。

この整備された道を見ただけで、「北京や上海以外にもちゃんと舗装された道路が

あるんだな。。」と思った。

バスと呼べるレベルのバスが走っていたことにも感動した。

とにかく、感動しっぱなし。

あの頃が懐かしい。ただただ懐かしいです。

Life is a comedy in long-shot.

放浪の旅に出て十数年。 いまものんびり旅を継続中。

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