旧共同租界を歩くー張愛玲に会いたくてL.Book Café & Wineへ

前記事のつづき。


そうです、再び常徳公寓へ行き、張愛玲の世界に浸りたかったのです。

前回行ったときの記事はこちら👇

南京西路×常徳路にある常徳公寓。

張愛玲が1948年まで住んでいた常徳公寓の一階には、現在L.Book Café & Wineという

カフェが入っている。

去年知らずにお店に入ったときは、張愛玲にゆかりがあることを知らず、さっと入って

さっとコーヒーを飲んで帰った。

前回も入ることなくそそくさと近辺を散策して帰ってしまった。

そして今回!!

久々に訪れたL.Book Café & Wineは、少し改装されていて、テラス席までできていた。

喫煙者も楽しめるスペース。


店内に入り、ブレンドコーヒーを注文後は、張愛玲マニアぶりを存分に発揮しながら

楽しい楽しいお一人様時間を過ごした。

店内にはいろんなジャンルの本が並んでいるのだけど、張愛玲の本はスペースを十分に

とって並べてあった。それを見ただけで私は大興奮!

張愛玲の直筆文が額に入れられて飾られていたり、

肖像画が何点か飾られていたり、

張愛玲の経歴などが描かれた図、年表なども飾られている。

店内の様子もとても落ち着いていて、お客さんは各々好きな本を読んで静かに

過ごしていた。


ビニールで包まれていない本は基本的に自席に持って行って読んでもいいみたいなので、

私は張愛玲の本を一冊選んで席に着いた。


大好きな張愛玲に触れることができ、胸がいっぱいになったこの日の午後。

興奮しすぎたのか、帰宅後はのぼせたようにボケーっとしてしまった。


いろんなかたちで外国を知るということは本当に大切だと思う。

それがメディアであろうと、文学であろうと、仕事であろうと、留学であろうと、

あらゆる方面から係って知ろうとすることが大切。

私は10年以上中国にいるけど、いまだに中国のことを分かった気になれないし、

大袈裟でもなんでもなく、全然わからない。


だから、これからも、少しずつ知る努力をしていきたいと思う。

張愛玲が専ら最近の私の教科書♪♪





Life is a comedy in long-shot.

放浪の旅に出て十数年。 いまものんびり旅を継続中。

0コメント

  • 1000 / 1000