前記事のつづき。
玉佛寺を出たあと、手持ちの地図を眺めた。
地図を見ると、玉佛寺近くに滬西工友倶楽部の跡地があると描いてあり、興味をそそられた
ので行ってみることにし、玉佛寺から安遠路を西へ。
ひなたぼっこするわんころ。
眠たいねぇ。
安遠路を西へ数分。地図には住所が「安遠路278号」と書いてあったのだけど。。
278号が見当たらない!っていうか、278号が無い!!
だけど、278号の番号に近いところへこの通りには珍しい近代上海を匂わす建物を発見。
これですか??
近くにいたおじさんに、この建物が滬西工友倶楽部遺址ですかと聞いたのだけど、
「知らない」言われた。。
帰宅後ネットで調べたら当時の工員さんたちの様子が写真で残っているだけだった。(☆)
滬西工友倶楽部遺址は、「1924年初めに中国共産党が鄧中夏、李立三らを派遣して、滬西の
労働運動のオルグ組織として開き、この年末までに2000人の会員を獲得。1925年2月移転。
当時の3室のうち南側の1室のみ現存。上海紀念地点。」とされるところ。
また時間があるとき、探しに行ってみようと思う。
このあたりは比較的安定した都会のイメージだったのだけど、まだまだ開発の波に取り残さ
れたところもあり、こういったところもまた上海という大都会で見れる中国上海の現実。
今にも崩れそうな家とその後ろには建設中の高級マンション。
そろそろいい時間になったところで、常徳路を北へ歩き7号線に乗って帰った。
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