前記事のつづき。
2016年6月11日(土)
「内モンゴルの全てが解る!」ということで、内蒙古博物院へ行った。
内モンゴル政府(主に漢族が仕切っていると思う)が第三次産業に力を入れていることが
ひしひしと伝わってくる造りになっていて、この不景気な時代にもお金の匂いがプンプン感
じられる空間だった。
3階建てで、博物院になっているのは1階と2階。3階は美術館みたいな感じで博物院とは
少し違うらしい。
とにかく広すぎ!3階まで制覇するつもりで入ったけど、ムリだった。
1階と2階を見て回るだけで約3時間かかるという超ハードな博物院。
見応え十分だけど、体力温存が必須かもしれない。
👇内蒙古博物院の入口
一階は、白亜時代からの化石がたっくさん展示されていた。
このとき「白亜時代からの展示って…」と、展示のゴールまでの長さを想像して若干
ひるんだ。。
時代が変わって、マンモスの化石も。
二階は、内モンゴルで採れる鉱物、レアアース、宇宙関係の展示からはじまる。
レアアース、当時中国で働いていた人ならあの騒動を体感した人も多いのでは?
内モンゴルには西にロケットが帰還する場所があるらしく、宇宙関係の展示物もたくさ
んあった。
一番観たかった内モンゴル族の民族衣装やチンギス・ハン、フビライ・ハンに関する展示物
にたどり着いたときは既にクタクタ。。
クタクタだったけど、観たかったものをしっかり観れたので充実感でいっぱいだった。
のに、
最後の展示会場はまさかの「抗日」押し。
これも内モンゴルを語るうえで外せない展示なのか?
何だかな~と思いながらも、きちんと全部観賞させていただきました。
ま、そんなもんだわ。
抗日で締めくくられた旅だったけど、内モンゴルの旅も無事終わりをむかえ、フフホト空港
へ向かった。
中国人の知り合いが言ったとおり、中国人として(私は外国人だけど)一度は行っておくべ
き新疆、西蔵、内蒙古のピックアップは間違いないと思う。
内モンゴルに行ってよかった!
「2016年端午節休暇 内蒙古自治区へ」 完
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