2014年5月 単騎、千里を走る。②

前記事のつづき。

二日目の朝、朝食もしっかり食べ、玉龍雪山に向かった。

途中車窓から見える雪山に終始うっとり。

車で甘海子まで行き、そこでシャトルバスとロープウェイのチケット、酸素吸引器を購入。

ここから先は車の進入は禁止されているため、シャトルバスに乗り換えロープウェイ乗り場

まで向かった。

私は自他ともに認める高所恐怖症。だけど、いつもロープウェイや観覧車など「乗らない」

という選択肢は自分の中になく、恐怖で死にそうになっても絶対乗る。

そして、今回も死にそうになりながら乗った。

進行方向だけ見て、後ろは一切振り返らず。

ロープウェイを4506m地点で降り、そこからは歩いて登った。

頂上は4680m。

お、全然楽じゃん!とド素人の私は思ったのだけど、そこからがしんどかった。

少しずつ登りながら、空気の薄さにふらふらしはじめ、

余裕あるふりして写真撮ってもらったけど、この時点で唇は紫色。

10歩歩いては休憩を繰り返していた。

酸素吸引器も2本使い切り、ギリギリな体力。

そんな私の横を中国人観光客たちはきゃっきゃっと走りながら通り過ぎていき、

「いろんな意味でこの人たちとは違いすぎるっ!」と思った。

頂上まであと少し。。

ぎりぎりの気力と体力。。

そして着いた頂上!

しんどすぎて、記念撮影もそこそこに即下山。

つづく。

Life is a comedy in long-shot.

放浪の旅に出て十数年。 いまものんびり旅を継続中。

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