先日紹介した映画「LUST,CAUTION」の原作者、
張愛玲(1920年9月30日 - 1995年9月8日)。
※画像はお借りしました。
この時代に生きた人たちは、みんな波乱万丈な人生なんだろうか。
LUST,CAUTIONで女スパイだった王佳芝は、張愛玲の人生と重なる。
勿論張愛玲はスパイではなく作家だけど。
彼女の冷めた眼差しというか、感覚というか、なぜか物凄く惹きつけられる。
彼女が香港から1942年に再び上海へ戻ってきたときに住んだ高級アパートを訪れてみた。
地下鉄2号線 静安寺駅下車 3番出口から出て、
南京西路×常徳路に、
常徳公寓(旧:愛林登公寓)がある。
何年か前に改装したみたい。
入口付近に歴史あるアパートの説明書きがあった。
一階にはブックカフェや、
ケーキ屋さんがあった。
アパート入口に近づいてみる。
そして、覗く。。
アパート横には、SWISSOTEL。
南京西路×常徳路には、高級デパートが建ち並ぶ。
1973年にロサンゼルスに移り住み、1995年9月8日ロサンゼルスで死去。
75歳だった。
死因は拒食症による衰弱死。
裕福な家庭に生まれ育ったけど、家族との縁は薄かった張愛玲。
二度の結婚。
そして孤独死。
彼女の人生はずっと孤独がつきまとっていたように思う。
スケールが違いすぎる、壮絶な人生。
彼女のことをもっと知りたい。
会ってみたかったな、と思う。
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