2016年8月の旅 西安・華山と孫悟空

友人が日本から遊びに来てくれたので、一緒に西安へ行ってきた。


まずは、華山!

今回の旅でどうしても私が行きたかった華山。中国五名山のうちのひとつ。

孫悟空が閉じ込められていたと言われる山で、中国の山の中で一番危険とも言われている。


華山は、西峰、南峰、東峰、北峰に分かれていて、私たちは西峰の麓から途中まで2013年に

新規開通したロープウェイで登った。

そして、4時間かけて西→南→東→北の順に縦走し、最後は北峰からロープウェイで下山し

たけど、想像より歩きやすく、前後でロープウェイに乗れば縦走はそんなに苦ではなかっ

た。と思ったのは私だけだったようで、友人は山道にずっと続く階段がきつかったらしく、

楽ではなかったらしい。


入山料を払って、バスで一時間かけてロープウェイ乗り場まで移動。

西峰のロープウェイは絶景を眺められるおススメコースらしいけど、高所恐怖症の私には

ただただ恐怖でしかなかった。。

だって90度感覚で上がっていくんだもの。。

6人乗りで私たち2人以外は韓国人観光客4人。恐怖でおののく私のために、韓国人の皆さんが

私のカメラで私と友人をたくさん撮影してくれ、感謝感謝。

心理状態ギリギリで命がけの撮影👇


約20分の乗車を終え、目の前に広がる絶景はあまりにもすごくて、言葉にならなかった。


西峰から南峰へ向かう途中も終始感動しっぱなし。

疲れなんて感じている暇はなかった。

最高峰となる南峰の標高は2,160m。

花崗岩の岩場を削って、無数の石段が作られており、一部には断崖絶壁の上に作られた20cm

ほどしかない足場や桟道を通って行かねばならない場所があり、宗教聖地として、格段の険

しい山として知られる。(ウィキ参照)

👇まさにコレ。命知らずとしか思えないこの絶壁を行き来する中国の方々。

友人も私もここを歩くのは怖くて無理だった。

写真には撮れなかったけど、命綱を付けて歩く足場20㎝の絶壁なんて想像するだけで震える。


そして、東峰も踏破。


この頃には友人も私も膝から下になぞの震えが。。

疲れというより、絶壁を見過ぎての恐怖?そして震えになっていたような気がする。

だけど歩けたのは恐怖より感動が勝っていたからだと思う。


北峰へ向かい、最後の華山を堪能した。

👆この写真の中央下あたりに写る北峰のロープウェイ乗り場から乗って下山した。



ちょっとマニアックな旅先かもしれないけど、すごくお薦めしたい中国の観光スポット!

友人も私も大満足の一日だった。



👇入山から下山までに必要なチケット。


私の中で華山は、泰山に続いて、もう一度登ってみたい中国名山のひとつになった。


そして、無事に行って帰ってこれて感謝感謝。


Life is a comedy in long-shot.

放浪の旅に出て十数年。 いまものんびり旅を継続中。

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